サウダーヂな夜

あるものを探してみる。

  • BID7|2016年06月07日

大切な友人の結婚式が神戸でありました。

式の余韻を感じながら、久しぶりに元町を大学時代の友人たちと歩いた。ここは不思議な街だと思う。新と旧と中華がうまく共存している。大丸みたいに大きなものが存在感を放っている横で商店街は繁盛し続けていて、裏側には真っ赤な中華街があって、その脇には昔からある食堂や喫茶店がひしめき合っている。しかも駅のすぐそばで。元町の高架下なんてなかなかのもんだと思う。そんでまた三宮とのギャップがすごい。まさに「カオス」って言葉がぴったりだ。

そういう風景を、そこにいる人たちは当たり前として受け入れてるんだなあってふと思った。

神戸って大都市だし、語れるような歴史もあるし、当然っちゃ当然のようにも感じるけれど、そこに住む人が何を残して受け継ごうとしてきたか、街の文脈についてちゃんと考えてきた結果なのかも、と勝手に考えてみる。元町の人たちは共存することを大切に生きてきたのかなあと。そうすると道行く人がそういうことを自然とわかっているような気がして、みんながどこかしゃんとして見えた・・・ような気がする。

2〜3年前に、坂口修一郎さんの話を聞きにいったことがある。そこで「ローカルプライド」という言葉を知った。この言葉は結構気に入っている。元町、っていうか神戸の人はみんな持ってそうだな。(笑)

私は自分が住む、どんな小さな単位にでもローカルプライドを持って生きていきたいなあと思う。

この言葉は排他的であれということを推奨しているわけではなくて、自分の「知らない」を「何もない」にすり替えてしまうのはとても悲しい出来事なんだよってことを伝えたいのだと、私は勝手に解釈している。

「逃げる」ための上京と「知る」ための上京は全然意味が違うということ。私は学生時代を終えた時に、それを痛感した。(上京してないけど。)

久しぶりに元町を探索したら、あれやこれやと思い出して、また元町開拓に火がつきそうだ。ちなみに私は中華街の「民生」で食べるいかの天ぷらがすごく好きです。母の青春時代を受け継いだ気分になるから。それから少し離れたミナエンタウンというビルのテナントに入っている「喫茶光線」もぼっちの勇気試しには最適。

というわけで、やっぱりまち歩きは楽しいと再認識できた1日でした。終わり。

(写真は神戸と全然関係なくて、岡山市内の歩道橋。振り返ってみると不思議な壁画?を見つけた。)

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香具師 Profile

きり

「ヒバリ照ラス」スタッフ

ひょんなことから毎週日曜日「サウダーヂな夜」の昼営業にて働くことになり、ひょんなことから表町商店街のヒバリ照ラスで働いています。

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