サウダーヂな夜

円楽さんが好き。

  • BID19|2016年08月11日



「好きなタイプを芸能人でいうと?」って聞かれると、高校生の頃はV6の岡田くんと答えていた。最近は劇団ひとりと答えていた。もっと最近になると、ぱっと思い浮かばなくて困る。確固たる好みがわからなくて頭がまわらなくなる。

だけど本気で考えてみると、私は円楽さんが好きだ。なんなら楽太郎さんが好きだ。

出会いは大学生の時、夕方ぼーっとテレビを観ていたら始まった「笑点」。紫色の着物に色黒な顔、楽さんとよばれる男前に目が奪われた。(余談だけど、私の実家は周りの森が成長しすぎてテレビの受信波が途絶えていたので、NHKとTBSしか映らなかった。私の笑点との出会いは遅い。)

腹黒で人を平気でいじるし、楽さんと昇太さんの不良と学級委員長みたいな構図がなかなかいかしている。楽さんの下ネタ、嫌いじゃない。 特にスタートダッシュの効いている時なんて最高。

それからブラック団がとても好きだった。歌丸さんをすぐに殺しちゃう楽さんが好き。そこで冷静に座布団とっていく歌丸さんもいい。学生寮の壁が薄い部屋でひとり大声出して笑っていたことを思い出す。笑点の罵倒しあう世界はとてもいい。愛だと思う。

自分のことをタワーマンションくらいに棚上げして発言するならば、どうやら私は知性があって皮肉のきいたファニーな男性が好きらしい。

そんな楽さんがちょっと前に不倫問題で世間を騒がせた。「男だから」って記者会見で言える楽さんがますます好きだと思った。グレーをおそれないたくましさに私は胸がときめいた。

最近、こんな話を聞くたびにひとつだけ思うのは、どうして人は他人を「ルール」で正そうとするのかってこと。私はすぐに白黒つけて「ルールさえ守っておけば問題ない」と思える人の方がよっぽど恐ろしいなあと思うし、ルールに縛られて苦しみ葛藤する人たちのことを知っている。

とある雑誌で「ただひたすら悲しむだけ、人の心は縛れないから」と話す上野千鶴子さんにきゅんとして、初めて彼女を好きだと思った。

私はそんな大人に憧れるし、そんな大人になって楽さんみたいな男性と恋をしたいと思った。(そしてできれば穏やかに一生を過ごしたい。)

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香具師 Profile

きり

サウダーヂな夜スタッフ

ひょんなことから毎週日曜日「サウダーヂな夜」の昼営業にて働くことになりました。城下をぶらぶらする際には、ぜひ私の話し相手になってください。もしくは面白い本もあるのでふらりと読書に寄っていただけたら。

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