サウダーヂな夜

「状況リサイタル」 第一夜/支離滅裂

  • BID1|2016年06月30日

2016年初。ふと感じた事がある。

なにせ毎年、年末年始はなにかと忙しいのである。サウダーヂ城落成以来、鏡の中のマリオネット、気分のままに踊りな♪なハッスル城主の勅令により、備前平野に春を告げ、半ば重要無形風物詩にも認定されそうな年越し&新年の神事にて、瀬戸内の潮の香りとともに裸体を晒し続ける事早16年。

開けては年初早々の正月2日より勤労が稼働し始めるという生活により、ついぞこの16年間というもの、年初に心新たに計を立ててみるとか、年末にゆっくりと、過ぎ去りし一年を振り返り、そっと頬寄せ言ってみる、素敵な恋人♪とか、そういう暇もなく、不覚にもただなんとなく齢だけを重ねる、という抜き差しならぬ事となってきたわけである。

その間、何か変わった事はと言えば、16年前にはまだ人様の前へ出しても恥ずかしくないような、ある程度の鮮度は保った鳥もものようであった我が肉体も、今では出涸らしの鶏ガラの様に成り果ててしまったということくらいであろうか。

とはいえ、不肖そんな私と致しましても、ただあくびをして、ただ指をくわえて、ただ鼻をほぜりながら、愛のままに、我が儘に、僕は君だけを傷つけない♪と、時が過ぎて行くのを眺めて人生を無駄に浪費していたわけではないのであります。

そこで文頭に戻っての2016年初。
不肖そんな私。相も変わらず鼻をほぜりながらも、何故かふと漠然と、しかしはっきりと。ピコンっと感じたのでありますな。以下

この新しく迎えた西暦2016年という年を、30年後に時代を振り返って見た時に「あー、いま思やぁ、あん時が世界が変わってしもうた起点の年じゃったんじゃなぁ。。」っと、世界がまた新たな方向に転がり始めたスタート地点として人類に認識されるような年になるんではないかしら?と。

もちろんそのスタートとはいきなり来る筈はなく、先の大戦以降、世界は、いや人類は日和見的な周到さと、その実、行き当たりばったりなだけの入念な準備運動とともに、そろばんを片手に多くの勘違いと大人の都合と畏れ多き尊大さだけを重ねた過年を経て、歴史は繰り返されるよろしく、今正に、一通り一周して行き詰まった民主主義と資本主義の濃縮した特異点を迎えるべく、公式試合としてのヨーイドン!のピストルが鳴り響こうとしているんではなかろうか、と。


ま、しかし、ここは不思議の国の日本。

ここ日本に限って言えば、これは遠いお伽話である。

え~、そうなんだ~、信じられない~

ファンタジーのようでもある。

もっと言えば想像力の有無の話である。

軸を日本から世界へと移せば、それは既に現実であり
そこに自然と吹いてくるただの風である。

確実に頬を撫でる。

その風を感じるだけである。

現実の先に想像があり、その先に創造はある。

現実の前に想像はなく、想像の前に創造などはないのだ。

それなのにやたらと創の文字ばかり目につくこの国はなんだろう。

2016年を迎えて以来、
レデース&ジェントルメン&おとっつぁんおっかさん、数えましては、ジャニーだメリーだ文春だ!の一大祭から幕を開け、やれゲスだ♪ それ番長だ♪ ここ掘りゃ五体大満足♪ ほれ文枝に米米ショーンK♪ ファンキー加藤って誰だっけ?シルクのチャイナは家庭の事情♪湯河原いい湯だ不信任♪ザンスザンスサイザンス♪

とまあ、上りに下りにネタには事欠かず、浮世におきましては、そりゃもう大変愉快で結構なことではありますけれども、この世界の大転換機に、なにぶんもうそろそろ、そういう一億総活躍ならぬ一億総ツッコミ、官民国を挙げての揚げ足取りのお座敷遊びは、時代的にも未来的にも、もはや牧歌的過ぎるのではないんかな、とも思う訳であります。

下らないツッコミばかりいつまでやってんの?と。

しかし牧歌的とはいいましても、やれテロだ、やれISだ、やれ名誉殺人だ、やれ麻薬戦争だ!と世界はなんとも危険で野蛮で理解不能な魑魅魍魎な印象。

いくら平和ボケと言ってもこっちの方がマシざんしょ。

と、称讃の民、だとか、美しい日本、などと、浮世離れした自画自賛を繰り返す我が日本、その実、パッと見美しい感じを醸し出すが、中身はスカスカのハリボテでありまして、ともすると、前述の彼の世界などよりもっと酷い分断と崩壊と無関心が確実に存在しているという事実にも、国民総出で見て見ぬふりの先延ばし。

さて、隣の庭と我が庭。

果たしてどっちが黒いのか。

同じくらい黒いざんしょ?

ざんすざんすさいざんす。

戸締まり用心火の用心♪人類皆兄弟!と言った笹川会長の格言はホモサピエンスの辿ってきた道を遡れば、ある意味本当の話ではあったわけですが、皮肉な事に、向こう三軒両隣、yo、yo兄弟!と、レペゼンよろしくノッキンオンへブンズドアしたところで、相互理解無き大人の都合によるグローバリズムの果ては、ゆるやかに、ポップなリズムを迎合しつつ、実は確実に先鋭化するであろうナショナリズムへと繋がっていた!!

という男と女のラブゲームライクな落ちも、現代と思想や状況は違えど、もう一世紀以上も前に人類が経験した悲しい現実でもあったわけです。さっそく先だってのヨーロッパがまたもそれを証明してみせた。

ここでミュージックスタート!
バラバラ/RCサクセション♪

それに加えた昨今進化著しいテクノロジー。
70億の人間がほぼ無意識のうちに、人知を越える脳みそづくりに加担しているともつゆ知らず、その膨大な情報量でサーフし続けるテクノロジーがシンギュラリティーの果ての、人類が初めて作り出しそうとしております人造GOD初号機、アダムとイブの完成まで一直線へと急加速しております今、そのテクノロジーの進化はもう誰も止めることは出来ないようで。

そこから先は、

もはや我々人類にとっては、現実も想像も創造も追いつく事は出来ない未体験ゾーンざんす。

ざんすざんすさいざんす。

これじゃベリ・ベリ・ノー・キャン・ドゥ!



と、あんた

結局何が言いたいんや?

と問われれば

世界は変わるのだ、と。

今までとは明らかに違う世界へと。

もはやそれが

良いだとか悪いだとか

好む好まざるとかに関わらず。

着実に、確実に。

僕らの意思とは関係なく

否応なく変わるのだ。

そしてそれは待ったなし。

位置について

ヨーイドン!

今年はその

君の混沌へ続く長い一本道は♪

の幕開けの象徴となる年である。

と、

私は年初に勝手にピコンと感じ、

今ここに、半年遅れで断言をする。

というかもう既に始まっている。


しかしこれはお伽噺でも、お色気奇譚でもない。

あんまりそわそわしないで

あなたはいつでもきょろきょろ

よそ見をするのはやめてよ

私がだれより一番♪

それでいいのか?

これでいいのだ?


ということで、いよいよ参議院選挙前夜となってまいりました。

やる事さえしっかりとやって頂ければ

ヤフオクで美術品を落札しようが
湯河原に別荘を建てようが
そこへ公用車で向かおうが
習字用のシルクのチャイナ服を買おうが
下半身が暴れん坊将軍であろうが

一向に、不肖そんな私は構わないのですが、

大人の都合でもなく

大衆を甘やかすわけでもない

今後の人類にとって

待ったなし

過酷なサバイバル一択しかない未来を見据えて

今こそ国家百年の計を

百年先千年先の世界を

想像しようとする人をこそ選びたいものですな。

もう揚げ足取りの人民裁判国家はやめざんしょ。


ネエさいざんしょ、ネエ?


そんなこんなの支離滅裂なリサイタル第一夜。

ざんすざんすさいざんす。

それでもやっぱりアイ・ブラ・ユー♪



ご清聴ありがとうございました~。

共感いただけましたら、シェアなどよろしくおねがいします。

「状況リサイタル」

香具師 Profile

中西 亘

「状況」主宰
瀬戸内プレーボイズ団長
ロックバンドPo-Boysのボーカル

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